ジャーキー

加熱処理には特に注意が必要なジャーキー

犬用ジャーキーとは

肉を干して作られる「ジャーキー」。牛肉でできた「ビーフジャーキー」が有名ですが、鶏肉や豚肉、変わったところではカンガルー肉など、さまざまな肉を使って作られます。

人間の酒のつまみに最適なジャーキーですが、ペットに与えるおやつとしても、実は人気がある一品です。ペットフード業界では、犬のおやつの一種として、さまざまな「ジャーキー」が販売されています。犬種や好みによっても変わってきますが、犬のおやつとしてのジャーキーは、食べ応えもある上に、保存もきくので、犬にも飼い主にも人気の商品です。

しかし、粗悪なジャーキーには注意が必要です。ジャーキーの製造には、加熱処理が必要なのですが、この処理が甘いと、サルモネラ菌や大腸菌といった危険な菌類が繁殖してしまい、健康を害する危険があるのです。

ひどい場合には、命を落としてしまう危険性も。加熱処理以外にも、香料や発色剤、着色料といった余計な添加物や、「良質な肉を使用」のような、一見良さげな、でも信憑性のない表記にも注意したいところです。

いろいろな犬用ジャーキー

犬おやつ無添加のものというのは、なかなかありませんが、たとえば「イティトリーツビーフジャーキー股関節ケア」という商品は「愛犬、愛猫に三ツ星ディナーを」というキャッチコピーのもとに作られているこだわりの犬おやつ無添加です。

天然のサプリメントと言われる「緑イ貝」やガーリック、鹿パウダーなどを配合したビーフジャーキーで、ニュージーランド政府による監査も入っている安心安全な商品です。柔らかいジャーキーは、小さくちぎって与えることができるので便利です。

「FISH4DOGシージャーキーボーン」は、珍しいシーフードジャーキーです。低脂肪で消化のよいタラの皮が使用されており、ボーン型に結んだ形をしています。厚みがあり硬いので、すぐにおやつを食べ終えてしまう犬には特におすすめです。

ちなみに、人間用のジャーキーは、犬には強すぎる味付けが施されているので、どんなに良質なものであっても犬にあげるのはNGです。